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娘と一緒にプリキュアを見て ハマってしまった2児の親父による プリキュアレビューを中心としたブログです。
            
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前回の反則的な引きを見せられて、今回をどれ程待ち望んだ事か・・・

タイトルからして、既に47話くらいの雰囲気ですw

今回、遂にキュアソードこと剣崎真琴が正式にドキプリチームの仲間に加わる事となりますが、そこに至るまでの経緯をドラマチックに、印象的に描いています。

ではその様子をご覧下さい。



『デレっ・・・』w

ベールの手により異世界へと送り込まれたマナたち。



目を覚ましたマナ。
辺りを見渡すと、そこは荒廃した世界でした。

自分一人である事に気付いたマナは、六花やありす、真琴たちを探します。

少し離れた所に六花とありすの姿を見つけ、駆け寄るマナ。



無事で良かった、と安心し真琴と妖精たちがいない事に気付き姿を探すも、すぐさま異様な光景に息を飲みます。



ここでOP。
今回もオールスターズNS2仕様ですが、前回とは別バージョン。



『星空みゆき、35てーん!』w
相変わらずお勉強はちょっと苦手のようです(苦笑)
実はこの回の放送日前日(公開日って事ですね)に観に行ってるんで、「ああ、この場面か!」って思い出しながらこのOPを観てました。
映画の感想はまた別で上げようと思います。


明けて、続き。
そこには巨大な、禍々しい気配を漂わせた影がありました。
その余りにも邪悪な気配に満ちた空気を感じたのか、マナは直感的に『胸の奥がチリチリ言ってる、ここにいちゃダメだ!』と思い、六花とありすに逃げようと言いました。

『その必要はないわ!』



声の主は、真琴でした。

真琴の話によると、あの巨大な影こそがキングジコチューで、今は深い眠りに着いているから襲っては来ない、と…

どうやらここが真琴、いや、キュアソードの故郷、トランプ王国の様です。



一方のシャルルたちもまた、マナたちとはぐれ不安に駆られますが、そこにダビィが現れます。



同じ妖精でも、なんかダビィだけ別格ですね。
冷静だし頼りがいあるし、普通免許持ってるしw

で、考えた末マナたちが行きそうな所、目立つ建物で思い浮かんだ王宮へ向かう事にしました。
移動しながらシャルルたちはダビィに、なんでトランプ王国はこんなになってしまったのか、と問います。

以前はトランプ王国もこの様な荒廃した世界ではなく、自然豊かで人々が穏やかに暮らす平和な世界だった様です。

その王国を取りまとめていたのが真琴が現在探し求めているマリー・アンジュ王女でした。



キュアソードは祈りの歌の儀式の歌い手として、大衆と王女の前でその歌を捧げていた様です。



ソードは王女を実の姉の様に、しかし敬意は忘れずに慕っており、王女もまたソードに絶対の信頼を預けながら、二人きりの時はアンで構わない、と実の妹の様に接していました。


何というデレっぷり。
今度はマナが嫉妬しそうw



しかし、そんな平和な日々は突然破綻します。

ジコチューの幹部、イーラ・マーモ・ベールが無数の怪物を率いて、トランプ王国へと侵攻して来たのです。



王国側も王女が先導を切って兵団を率いて戦いますが、巨大な怪物相手、ましてやそれが多勢の軍団となれば苦戦は免れません。

更には三幹部は人々をジコチューの怪物に変えてしまう術を使い、トランプ王国の国民をも自らの勢力に加え、次第に王国側は追い込まれて行きます。



それでも王女は己の持てる力を総て使い、敵の総大将であるキングジコチューを石化する事に成功します。


お美しい。かつてここまで強く、美しい王女様がいたでしょうか?いや、ないw


しかしながら王女も力を使い果たしてしまった為、宮殿の奥へと姿を隠さなければなりませんでした。

キュアソードも孤軍奮闘ジコチューと戦いますが、あまりの数の多さに焦りの色を隠せません。



そして兵士から王女の危機の報せを受けると、王女を救う為宮殿へと急ぎます。

宮殿の奥では、王女が三匹の妖精を魔法の鏡から異世界へと送り、プリキュアを探す様願いを伝えます。



そこへ三幹部の一人、マーモが現れました。
マーモは力の弱まった王女の心に、甘美な声で囁きます。



『その魂を捧げなさい…』

世の男どもなら、100%ささげちゃいますね、こんな綺麗なおねいさんに耳元で囁かれたらwww


王女は胸を押さえ、プシュケーを取り出されまいと抗いますが、力を使い果たした今、その術を撥ね退ける事ができません。

苦しみもがく王女にあと一息とばかりに迫るマーモ。

その時!

天井からマーモ目掛けて大きなシャンデリアが落ちて来ました。

マーモはそれを避ける事に気を取られ、王女は術から逃れました。

王女を救ったのは、キュアソードでした。



ソードは王女の手を取り、一緒に魔法の鏡へと飛び込みました。



そこへベールが現れ、手元の鏡を割り、破片を光弾に変えて魔法の鏡目掛けて放ちます。



光弾は異空間のトンネルを泳ぐ二人を容赦無く襲います。

苦痛に顔を歪める王女。
このままでは、二人とも力尽きてしまう・・・

そう思った王女は、ソードに『あなただけでも逃げなさい!』と告げると、引かれていた手を強引に振り解き、必ず後から追い掛ける事を約束すると、自らは光弾の盾となる為再び戻って行きました。

ソードは王女の名を叫び手を差し伸べますが、その距離は次第に離れて行きやがては霞んで見えなくなってしまいました・・・



そして地球へとやって来たソードは、王女が追っ手を逃れ必ずこの世界に来ているはず、と信じてパートナーのダビィと共に、アイドルとなり唄う事により自ら広告塔となれば、王女も気付いてくれるはず・・・そう考えていました。

しかし、いくら唄っても、王女様は応えてくれない、見つからない・・・

今の自分の置かれた状況もあり、希望を失いそうになり瞳を落とす真琴。



が、そんな真琴にマナは、一緒に王女様を探そうと言います。
4人で探せばきっと見つかる、と。



マーモも王女を探していた事から、キュアソードに王女を見つけられると困る理由があるはず、とマナ。

何という説得力。ここまで論理的に話ができるピンクはなかなかいませんw
前作なられいかの役目ですね。


ジコチューが暴れている間は『ジャネジー』という邪なエネルギーが生まれ、それを集めてキングジコチューを復活させようとしている、と真琴が語り始めました。

その前に王女を取り戻せれば、今度こそキングジコチューを完全に封印できるはず、とマナの推測を裏付ける様に真琴は続けます。

『ほら!ね。』
マナドヤ顔ww


『それに、私たちがジコチューを浄化すれば、それだけキングジコチューの復活を遅らせる事が出来るって事ね?』と六花も続きます。

この娘もやっぱり、理解力が高いです。


そこまで言うと、突然後ろの水面がざわめき出し、無数の光が浮かび上がりました。

怖っ!ちょっとしたホラーですww


カエルジコチューが十重二十重。。。きめぇ…w
襲い来る大群に、たまらず4人は逃げ出します。
このカエルジコチューの大群も、元はトランプ王国の国民らしいです。
皆ジコチューに変えられてしまい、残ったのは私だけ、と真琴は走りながら説明します。

空中回廊を必死に走るマナたち。
するとその行く手に、崩落した回廊が!

『飛んで!!』とマナ。
『え!?ムリムリムリ!!!』と六花。


この六花w
ありすも何気に。。。(笑)

でも飛びます。
『マナと一緒なら、どこまででも飛べる!』って言ってましたから。
さすが、王子様のツバメww



出ました!世界新!!
9m05cm!!!(笑)
別の画で見ると、本当に9mくらいはありそうなんですけど。。。
まあ、翼くんのオーバーヘッドもゴールポストよりもはるか上空を飛んでたりしましたから、誇張表現ってヤツですね。

続けてまこピーも飛びます、飛びます(←古っ ー ー;)



・・・が、足元の石が崩れ、十分なジャンプが出来ません。

これ、僕も中学生の時に経験あります。
遠くへ飛び移ろうとしたら、足場の発泡スチロールが崩れて先まで届かず、2階の高さから落ちました(汗)
幸い怪我はしませんでしたけど、あの瞬間は『やばっ!?』と思って時間がスローモーションみたいに遅く感じましたね。今でも鮮明に覚えてます。


先の足場まで手を伸ばしますが、届きそうになくあきらめにも似た表情を浮かべ落下して行く真琴。
覚悟を決めかけた、その時。。。



真琴の伸ばした手を、マナがしっかりと掴みます。
しかし、ジコチューはもうすぐそこに。。。



真琴『私の事はほっといて、あなたたちだけでも逃げなさい!』

マナ『私、逃げたりしない!キングジコチューを倒して、トランプ王国を¥に平和を取り戻して見せる!!』

真琴『あなた一人で何が出来るっていうのよ!?』

ありす『一人だけではありませんわ』



六花『幸せの王子がやるって言うんだから、私たちも一肌脱がないとね!!』



真琴『やめなさい!あなたたちはトランプ王国とは何の関係もないでしょう!?』

マナ『友達を助けるのに、理由なんて必要?』

真琴は、クローバータワーでの出来事を思い出します。
(『人助けに理由なんて要らないでしょう?』)

真琴(まるでブレてない。強いんだな、この子・・・)
マナの強い思いに打たれた真琴は、残った左手をありす・六花へと差し出します。

せーの!で3人は真琴を引き上げますが、そこにジコチュー2体が飛び掛かります!
しかし、俺が俺が状態で2匹は空中衝突。
そのままどちらも譲らず、結局2匹とも回廊の下へ落下して行きました。

『あらあら。。。』とありす。

なにこの緊張感の無さ(笑)
だが、それがいいww


『あの・・・』
真琴が口を開きます。
『・・・助かったわ。ありがとう!』

その顔は心からの感謝と笑顔で満ちていました。

『どういたしまして!!』
マナもドヤ顔親指を立てて答えます。

このマナの受け答えが、嫌みがなくて、ヘンな遠慮もなくていいですね。
まったく、気持ちのいいピンクさんですw


とにかく、元の世界に戻らなければ二進も三進も行かない、と、その為には妖精たちと合流する必要があると考え、妖精たちが行きそうな場所…宮殿を目指す事にしました。

その宮殿の奥には王女と逃げる時に使った魔法の鏡があり、それを使えば再び元の世界へ戻れるはず・・・
3人は無数にはびこるジコチューから身を潜めながら、宮殿へと着々に近付いて行きました。



ようやく宮殿に辿り着いたマナたち。
中は荒れ果て、激しい戦闘の様子が伺えます。

魔法の鏡はこの奥、と話をしていると、男の声が。
その男こそ、4人をこの世界へ送り込んだベールでした。



ベールは生き延びていれば必ずここに来ると先読みし、4人を元の世界へ帰れない様にする為に先回りして魔法の鏡を破壊してしまいました。

これでもう元の世界には戻れない、王女様に会えない、と膝から崩れ落ちる真琴。



主のいなくなったこの宮殿と一緒に朽ち果てろ、とベールは声高らかに笑います。

ベール『あーっはっはっはっはっはっは!!』
???『はっはっはっはっはっはっは!!』

被せて笑ったのは、他でもないマナでした。




『そんな事で私たちの心が折れると思ったら、大間違いよ‼』

マナは、ベールによってここに送り込まれたのであれば、ベールには時空を自由に行き来する能力があるはず、だったらあなたに元の世界に送ってもらえばいい、と自信たっぷりに語ります。

『お前、ひょっとして俺を言いなりに出来る前提で話してるのか?』とベール。



『モチのロン‼』ww
ラジカセは知らなくても、こういう古い言い回しは知ってるんですね、マナさん(苦笑)

それにしても、強メンタル。
去年のスマイル組なら、またあの絶望顏になってる所です(汗)



それにしてもこれは衝撃的だったなぁ…w


『どこから出てくるの?その自信。』
と呆れながらも、マナを頼もしそうに見つめる六花。



『マナちゃんらしいですわ。』とありす。

その理に敵いながらも根拠の無い言葉に、一度は絶望しながらも励まされ、再び立ち上がる真琴。

『負けたわ。あなたには・・・』
しかし、その瞳には闘志が溢れていました。



痛い目を見ないとわからん様だな、とベールが4人に迫ります。
マナも強がってはみたものの、妖精たちがいなければ変身出来ず、変身が出来なければ普通の14歳の女の子。
これはピンチです。

・・・とその時、天井からベール目掛けてシャンデリアが落下して来ました。



シャンデリアを落としてマナたちを救ったのは、シャルルたちでした。



ダビィとの再会を喜ぶ真琴。
無論、他の3人もそれぞれのパートナーに会えた事を喜びます。

そして真琴は誓います。
『私、もう絶対に諦めない!』

マナの合図で、みんな一斉に変身です!

『プリキュア!ラブリンク‼』



4人揃っての初変身!
でも実は、これが初じゃなくて映画の方が早かったりします。
まあ、映画を観に行くタイミングによってはテレビの方が初になる人もいますが・・・

4人での変身バンクは画面4分割ですが、こうして見ると一応ハートのバンクだけ掛け声の後に少しエフェクトが入ったりして、主人公特権かやや優遇されてるのがわかります。

でもやっぱロゼッタが一番ぬるぬる動いてる様に見えるんで、枚数的には黄色優遇説は健在かとw



『響け、愛の鼓動!ドキドキ!プリキュア‼』の名乗りも初披露。でもこれも映画の方がちょっと早かった!残念!!ww


まずはハートが先制攻撃!
パンチを繰り出しますが、『何だ?その拳は。ハエが止まるぞ?』とベールに楽々かわされます。

続いてソードが飛び蹴りを入れますが、これもベールに『お前の蹴りは軽い』と容易く受け止められ、投げられてしまいます。



ベールさんマジ強えぇ‼シブいねぇ、おたくシブいよーwww


投げ飛ばされてしまったソードでしたが、ダイヤモンドがそれを何とか受け止めます。

今度はこちらの番とばかりに、黒い光弾を放つベール。



その光弾がソードを襲いますが、間にロゼッタが割って入ります。

『カッチカチのロゼッタウォール!』

しかし、ベールの力は強力で光弾を弾き飛ばすのが精一杯。
ロゼッタは尻もちを着いてしまいました。



バラバラに攻撃してもダメ、みんなの力を、想いを一つにして!とダイヤモンドが声を掛けます。



私が引きつけるから、その隙に技を撃ち込んで、とソード。



キュアソードは必殺技、ホーリーソードを放ちます。
しかし、ベールはこれもジャンプしてかわします。

が、ソードの狙いはそこでした。
ホーリーソードはベールの背後の鏡に反射し、ベールを後ろから攻撃します。

これにはさすがのベールも堪らず膝を着き、そこを更にダイヤモンドの必殺技が狙い撃ちます。



『煌きなさい!トゥインクルダイヤモンド‼』

足元が凍りつき、動きを封じられたベール。



『今でしょ⁉』とダイヤモンド(嘘笑)



そこで空かさず、ハートが必殺技を放ちます。

『あなたに届け!マイスイートハート‼』



『ラーブラーブラ〜〜〜〜ブ‼』
・・・とは言いませんでした。さすがにwww

必殺技をまともに受けて、吹っ飛ぶベール。



その体からはジャネジーが立ち昇っています。

『俺のジャネジーをここまで奪うとは・・・』

悔しそうに語るベール。
『なんてタフなの⁉』
ジコチューの様に浄化されないベールに、驚くダイヤモンド。



やっぱり美人さん。
ちょっとこの所まこピーに傾きかけたりしたけど、やっぱり六花推しです。


ふと、離れた所に光る物を見つけるロゼッタ。

そこには、先程ベールによって破壊された魔法の鏡の欠片が、最期の輝きを放っていました。

逃がすものか、とベールが追い縋ろうとしますが、ダメージが大きく立ち上がれません。



『逃げるんじゃない、私たちは必ず帰ってくる!王女様と一緒に、必ずトランプ王国を蘇らせてみせる‼』

ソードは決意を述べます。
そして鏡の欠片が眩く輝きを増した刹那、4人はその光に吸い込まれて行きました。
それと同時に欠片は消滅します。



『くっそーーーッ!プリキュアめーーーーッッ!!!!』

この台詞でベールさん、急に小物感が50%増量(当社比)www

せっかくのダンディキャラで『1000人で本気出す』と豪語してたくらいなんで、せめて『油断したとは言えこの俺を出し抜くとは・・・やるじゃないか、プリキュア。』くらいの台詞にしといて欲しかったですね(汗)


無事元の世界に戻って来たマナたち。
さすがハイスペック、去年のピンクさんみたいに顔面着地はしませんw




『トランプ王国への道が・・・』
閉じ行く時空の隙間を不安気に見つめる真琴。

しかしマナはそんな真琴を元気付けようとしてか、声を掛けます。

『大丈夫だよ。また一緒に、帰り道を見つけよう!』

そう言って拳を突き出すと、それに六花・ありすも手を重ねます。

真琴はその重ねられた手を見つめると、先程までの不安が嘘の様に消えて行くのを感じ、自分の胸に手を当てます。

そして3人の手の上に、自分の手を重ねます。

『お願い。みんなの力を貸して!』

マナは迷わず笑顔で『うん!!』と答えると、六花とありすもまた、笑顔で答えを返しました。

『一緒に、頑張ろ‼』



ここで終幕です。




いや、今回も安定の脚本。
本当にドキプリは作画の安定感もさることながら、脚本や演出が秀逸ですね。

新しい事にチャレンジしながらも、プリキュアの伝統も守る。簡単な事ではないと思います。

で、今回遂に本当の意味でまこピーことキュアソードが仲間になった訳ですが、前回でほぼ心は許していたとは言え、序盤はまだ遠慮の様なものがあったと思います。

転落しそうになり手を掴まれた時がまさにそれで、『このままじゃあなた(マナ)まで巻き添えになるわ』とか、『あなたたちは元々トランプ王国とは無関係』と、遠慮とも取れる様な発言もありました。

しかし転落しそうな所をマナに助けられた事により、マナの真っ直ぐな『誰かの為に何かをしたい』という献身の想いに心打たれ、まこピーも完全に心を開く事となります。

この手を繋いだ場面が、ようやく本当の意味で仲間、友達になった瞬間だったのですが、思い返してみれば5話でマナが真琴の楽屋に乗り込み握手を拒否された事、前回の話の最後で握手する寸前で邪魔が入り、握手出来なかった事があり、ようやく今回の試練を経て手を繋ぐ事が出来ました。

マナが1話で言っていた『握手をすればみんな友達』という言葉をここまで引っ張って、今回握手をした事で真の意味での友達になれたんだ、という事を表しているのがよくわかります。

また、六花とありすも手を差し伸べて真琴と手を繋いだ事、最後の場面で4人で手を重ねた事でも、4人ともが仲間=友達になれた、という事がわかります。

こういう伏線を張った演出が、ドキプリは本当に巧いですね。

そして、マナの主人公たる存在感の大きさ。
常識人の六花はともかく、アイドルでプリキュアの真琴と、ぶっ飛んだ言動を見せるありすという超個性的な面子の中でも、負けないくらいの存在感を放っています。

最初は高スペックに驚かされましたが、それでもアイドルにキュンキュンしたりと等身大の14歳の女の子らしさも見せ、それでいてありあまる行動力が故につい暴走しすぎてしまったりと良い意味で人間臭い欠点も見せつつありましたが、今回は絶望を跳ね除ける今日メンタルを見せつけてくれました。

魔法の鏡を割られてしまったあの場面で高笑いが出来るって、そうそう出来るもんじゃありません。
確かに時空の移動能力があるベールを利用する、というアイデアは理に適ってますが、どうやって言いなりにするのか・・・そこまで考えるとやっぱり笑っていられる状況じゃないんでしょうけど、そこまで考えてないのかw、はたまた考えてみたけど方法が思い付かないものの、真琴やみんなを勇気づける為に空元気で笑ったのか。。。個人的には前者の様な気がしますがww

しかしいずれにせよ、あの高笑いで真琴をはじめ、同じく不安げだった六花・ありすをも勇気付けた事に間違いはありません。 

既にみんなを引っ張る存在感を示しているマナ。主人公らしさ前回ですね!

で、ちょっと今回気になったのがトランプ王国の国民がジコチュー化するシーン。
あの状況で自己中心的な心を全員持っていたと思えないんですが(『自分だけ助かりたい!』と思った人は何人かはいたかも知れませんが)、それでもベールたちが指を鳴らすと全員ジコチュー化してしまいました。

更にはあの清き心を持ってそうな王女様をももう一息でプシュケーを取り出されそうな、ジコチュー化されそうな描写がありました。
ソードの救援によって避けられましたが、それがなければおそらくはアン王女さえもジコチュー化されてしまっていたでしょう。

自己中な心など持たなそうな王女様でさえもジコチュー化できてしまう三幹部の能力。
実は自己中な心を持っていない者でもジコチュー化できるのか・・・?
自己中な心を狙うのは、その方がジコチュー化し易い、というだけなのかも知れませんね。

ボウリングをしたり痴話喧嘩をしたりとコミカルな描写が多い三幹部ですが、その実力は意外と高いのかも知れません。

王女様でさえジコチュー化されそうになったという事は、今後プリキュア自身もそのターゲットとなり得る可能性は大ですね。
まあそんな事があってその試練を乗り越えて更に4人の絆が深まる、なんて展開があったりすると、その時のカタルシスもまた大きなものになりそうですが、どうなることやら。。。

最後の現実世界に戻って来てからのマナの台詞に印象的なものがありました。
閉じてしまったトランプ王国への入口を見て、落胆する真琴に対してマナが言った一言。

『大丈夫だよ。また一緒に、帰り道を見つけよう!』

『入口』ではなく『帰り道』と言ってる所。真琴にしてみればトランプ王国が故郷なので、その道は『帰り道』なんですが、マナにとっては異世界へ行く『入口』なんですよね。
それでも『帰り道』と言ったマナ。

たぶんマナにしてみれば無意識に出た言葉なんでしょうけど(そんなに器用な娘には見えないんでw)、あくまで真琴の立場に立って、同じ目線で感じてくれている、というのが伝わってくる台詞です。
ホント、いい娘に育ってますw

そう言えば今回から中盤CM明けのアイキャッチとOPの最後の画が変わりましたが、これってこの回で真琴が本当の仲間=友達になった、って事を表している様に感じます。



変身が解けた後も共に笑っているって事が、単にプリキュアとして共に戦う仲間だから、という事ではない、そんな垣根も越えて普通の女の子としても解り合える友達になった、という事を暗に示している様に思います。







さて、次回。
試練を乗り越えた先に待っていたのは。。。



バケラッター!!ちぇけらっちょ~!きゅぴらっぱ~!』w
やっとアイちゃん登場。



・・・でもなんか卵から生まれるみたいで。カモノハシですか?ww
既にただの人間の赤ちゃんじゃない事が確定。



そんなアイちゃんにキュンキュンのマナ。
完全に『らくがきんちょ』と一致www



キャワ。
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ロドリ下衆
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
自転車、ガンプラ、アニメ鑑賞
自己紹介:
2児の親父。
思春期にヲタ期を過ごし苦い過去を経験、
以後封印してきたがここに来て何を思ったか
ヲタ解放(笑)

視聴中(済)のアニメやマンガネタを中心に
レビューしていきたいと思います。
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